フリマ出店とレモネード売り

さて、最近ネットで、
「手取り25万貰うにはいくら稼げばいいか?」
みたいな記事が話題になってました。

こういう、会社と社員の目線や意識の違い的な記事って定期的に話題になるなぁ、というのが個人的な感想です。やっぱり、雇用者・被雇用者と分かれちゃってるのが問題なのかなぁ、と考えてみたり。

この辺、色々と考えてみると、環境が原因なのかなと思い始めてます。それが、「フリマ出店とレモネード売り」です。

フリマはほとんどの場合、不要品などを販売するので、仕入原価とか販管費とかの視点が抜けがちだと思います。しかも、その日の売上を純粋な利益と勘違いして、打ち上げで散財した記憶がある人もいるんじゃないでしょうか?

これはスタート時点で収益0円(もしくは出店費用分くらいがマイナス)なのが問題かなと思います。というかそもそも、仕入れたものを加工してとか、販売できるところまで手直ししてとかに費用がかかるという事をわかってない人が多いのかな?

アメリカの子供がよくやると言われてるレモネード売りは、原材料の仕入れが発生します。見た目いきなりマイナスからのスタートな訳です。まぁ、本人の力だけで掛けで仕入れる事が可能ならマイナスでは無いですが、そこまで仕入れ先から信用されてる段階でそれはプロなので除外しますね。

スタートがマイナスだと、プラスにしようという意識が働きます。そこで利益を出す為に、商品価値や市場価格や競合や付加価値などなどを考えて販売戦略を立てるわけです。味的なオリジナリティを求めてみたり、立地を考えてみたり、などなど。

というか、販売戦略を立てないとマイナスのまま終わると。まぁ、それはそれで経験なんですけどね。こういう幼少期からの経験って重要で、それが大人になっても影響してるんじゃないかと思います。

規模は小さくても事業として回す経験を積んでいくと、大人になってからも起業したり副業したりの精神的なハードルは低いはずです。

なので、小学校低学年くらいでも地域のバザーとかでは収益を意識させるべきで、更には周りの大人はノウハウは提供しても実行動は控えめにするとかを提唱したい所です。
他にも、ペットボトルのキャップ集めに地元企業のスポンサー枠を用意したり、食育+農業経営で農協の取り分を意識させてみたり(こら)、など数年後に小学校で色々とやらかして周りから引かれるとかやってみたいですねー(嘘

あ、ボランティア活動だと言っても収益が赤字だと続かないですよ。ボランティア活動でも関係者や地域に還元出来てこそです。
ボランティア活動だから只で労働力提供が当たり前とかは人の考えだとしても、関係者には何かで報いてこそです。何かで報いようとしたり、ゲーミフィケーション的に何かしようとしても色々とお金かかるんですよ〜

え、私ですか?

実家がスーパーだったので、高校受験の勉強中でも、

父親:「チラシを配ってこい!」
私:「勉強してるんだよ」
父親:「勉強よりも、商売の方が大事だ!」

という感じで、夜9時くらいに団地でチラシをポスティングしていたので、無駄に鍛えられております(笑

 

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