カテゴリー別アーカイブ: kintone

kintone スモールオフィスシリーズ「現場指示勤怠管理 テルメール」

ご挨拶

外回りの営業担当者や作業現場に少人数でいくチームなど、組織内での人の動きが分散して把握しづらくなっています。

そこで、メールと電話とkintoneを使って、作業指示や連絡などが手軽に出来るような仕組みをご提案します。

 

概要

作業指示はメールの文章でおこない、作業開始や連絡は電話でおこないます。
これにより、再確認が必要な情報と、リアルタイムな反応が必要な情報を最適な連絡手段でおこなうことができます。

 

業務指示

通常のメールでおこないます。いつもお使いいただいているメールソフトをご使用いただけます。また、送信したメールは、各担当者ごとに送信履歴が表示されます。

テルメール_詳細

作業開始と終了

作業開始報告用電話番号に電話していただくことで時間が記録されます。開始時と終了時の番号を分けることで、ボタン操作なしで記録が可能です。

テルメール_一覧

専用の番号を用意するため、終了時間が固まった時に管理者に負担が発生しません。また、終了時に報告がある場合は、電話した時にメッセージを記録していただければ、kintoneで確認可能です。

 

よくあるケース

予定通りの時間に現場に着いているかを管理するのが大変

各担当者が作業開始時に、作業開始報告用電話番号に連絡してもらうことで、各担当者のステータスが作業開始に変更になります。

作業開始報告用電話番号は同時に複数からかかってきても話し中にはなりません。同じ時間帯に作業が開始する場合でも問題なくお使いいただけます。

 

10人くらいが別々に動いていて管理者は1人。連絡しようにも管理者に電話が繋がらない

管理者へ連絡しようにも、他の人と話し中の場合は連絡がつかない事があります。

管理者を呼び出しても繋がらない場合、自動的に留守番電話になりメッセージを残す事ができます。
管理者はkintoneの画面で録音履歴を確認する事ができます。

 

料金

現在、ベータ版ですので料金についてはお問い合わせください。

また、転送にかかる通話料金は、お客様負担となります。

免責

kintone及びTwilioを利用しているため、それぞれのメンテナンス期間は機能が使用できません。

kintone及びTwilioのバージョンアップなどに伴い改修の必要が発生した場合は、影響範囲の調査などを行い対応いたします。調査の結果、対応を見送ることもあります。

 

kintone スモールオフィスシリーズ 「kintone 050オフィス」

ご挨拶

kintoneをお使いの全国数千万のユーザーの皆様、こんにちは。
今回は、kintoneの利活用として、外出先の携帯からでも事務所にいるように電話が出来る「kintone 050オフィス」をご提案いたします。

概要

050から始まる番号を事務所の電話番号として用意します。その番号に着信があった場合は、登録されている携帯電話番号へ転送致します。

また、登録されている携帯電話番号から050の番号へ発信すると、電話転送モードになります。メッセージにしたがい相手の電話番号を入力すると、050から発信した通話として機能します。

機能

  • 電話転送機能

通話録音設定

050に着信があった場合、呼び出し電話番号へ転送します。

 

  • 営業時間外留守番機能

営業時間指定

「受付開始時間」から「受付終了時間」以外に着信があった場合、「時間外メッセージ」を再生しメッセージ録音になります。

 

  • 050発信機能

登録されている「呼び出し電話番号」から、番号通知で「受信電話番号」へかけた場合のみ、050発信機能が作動します。
メッセージに従い相手の電話番号を入力して#を押すと、相手側には「受信電話番号」から電話がかかってきたように表示されます。

「呼び出し電話番号」は通知されませんので、事務所からかけたような運用が可能です。

 

  • 通話履歴機能

通話履歴_一覧

通話履歴は自動的に保存されます。
月別通話件数などのグラフや営業時間内外の対比など、通話履歴を様々な用途で分析可能です。

  • 通話録音機能

録音履歴

通話履歴にも録音データへのリンクが設定されていますが、録音履歴だけでも別途アプリをご用意しています。CallStatusなど通話の状況をご確認されたい場合は、こちらをご利用ください。

料金

現在、ベータ版ですので料金についてはお問い合わせください。

また、転送にかかる通話料金は、お客様負担となります。

 

免責

kintone及びTwilioを利用しているため、それぞれのメンテナンス期間は機能が使用できません。

kintone及びTwilioのバージョンアップなどに伴い改修の必要が発生した場合は、影響範囲の調査などを行い対応いたします。調査の結果、対応を見送ることもあります。

 

kintone用 グループ表示切り替えプラグイン 作りました

[direct-stripe type=”subscribe” amount=”monthly-plan” coupon=”first-month-50″ description=”月額支払い” label=”定期支払” panellabel=”That’s it”]

概要

WEBページでよく見る、ラジオボタンを変更すると表示フォームが切り替わる動きを、kintoneの入力画面で実現します。これにより、アンケートなどの入力画面で属性ごとに入力項目を変える事が可能です。

ラジオボタンで項目を選択すると対応するグループが表示され、その他のグループは非表示となります。ラジオボタンは最大で3つまで設定が可能で、各ラジオボタンには最大で1000個までの選択肢が設定可能です。

実際の画面はこの様になり、ラジオボタンの項目を変更するとグループが切り替わります。
アンケート1

詳しくは、こちらのページ をご覧ください。

kintone プラグインハンズオン資料

ハンズオンのスライドは、こちらから

プラグインのインストールを試してみよう

郵便番号検索プラスプラグイン

アプリにプラグインをインストールしてみよう

標準アプリの「顧客リスト」を作成して、プラグインをインストール

便利だけど設定項目が多くて大変なプラグインを、アプリテンプレートで楽に設定してみよう

カレンダーPlusプラグインサンプルアプリ

JavaScriptカスタマイズに便利なプラグインを試してみよう

JSEdit for kintoneプラグイン

MAP表示カスタマイズ

 

kintoneでTwilioを使う時のjsカスタマイズをまとめました

これは、kintone Advent Calendar 2015の記事ではありません(ぉぃ

以前、kintoneのTwilioプラグインを作成しまして、それについてはここで紹介しております。
これで簡単にTwilio使うのも良いんですが、せっかくなら一斉発信とか出来る方が面白いですよね。

という事で、Twilioで通話とSMSの両方を使えるようにするjsカスタマイズを紹介します。これを元に、全レコード一斉発信とかテーブルからの一斉発信とか、色々と改造してお楽しみください。

Twilioアカウント取得

Twilioアカウントの取得方法はこちらから。(岩崎さん、またお借りしますー(^^;)

カスタマイズビューからレコード登録

カスタマイズビューを用意

twilio-kintone-customizeview.txt

<style type="text/css">
td{font-size: 40px; border: 0px; padding:10px;}
input{font-size: 40px;}
.header{font-size: 40px; font-weight:bold;}

.css_btn_class {
    font-size: 1.4em;
    font-weight: bold;
    padding: 10px 30px;
    background-color: #248;
    color: #fff;
    border-style: none;
    border-radius: 10px;
    -webkit-border-radius: 10px;    /* Safari,Google Chrome用 */
    -moz-border-radius: 10px;   /* Firefox用 */
}

.css_btn_class:hover {
    background-color: #24d;
    color: #fff;
}
</style>

<table>
  <tr>
    <td colspan="2" style="text-align:center; font-size: 35px">受付システム</td>
  </tr>
  <tr>
    <td class="header">名前</td>
    <td><input type="text" id="visitor_name" style="width:450px; ime-mode: active;" placeholder="ぼうず たろう"></td>
  </tr>
  <tr>
    <td class="header">電話</td>
    <td><input type="text" id="visitor_tel" style="width:450px; ime-mode: disabled;" placeholder="09099999999"></td>
  </tr>
  <tr>
    <td class="header">人数</td>
    <td><input type="text" id="visitor_number" style="width:100px; ime-mode: disabled;" placeholder="3"></td>
  </tr>
  <tr>
    <td class="header">座席</td>
    <td style="font-size: 40px;"><input type="radio" name="visitor_seat" value="テーブル" checked>テーブル <input type="radio" name="visitor_seat" value="カウンター">カウンター</td>
  </tr>
  <tr>
    <td colspan="2" style="text-align:center;"><a href="#" class="css_btn_class" id="btn_reserve">受け付け</a></td>
  </tr>
</table>

カスタマイズビューのJavaScript

function () {

    "use strict";

    function loadJS(src) {
        document.write('<script type="text/javascript" src="' + src + '"></script>');
    }
    loadJS('https://cdn.jsdelivr.net/foundation/5.2.2/js/vendor/jquery.js');

    //レコード一覧表示イベント
    kintone.events.on('app.record.index.show', function(event) {

        //カスタマイズビュー以外の場合は終了。
                //ここの値は自身のカスタマイズビューIDと入れ替える。
        if (event.viewId != 5119208) return;

        //==================================================
        //カスタマイズビューの登録ボタンクリック時の処理
        //==================================================
        $('#btn_reserve').click(function() {

            //入力データの取得
            var name = $("#visitor_name").val();
            var tel = $("#visitor_tel").val();
            var number = $("#visitor_number").val();
            var seat = $("input[name='visitor_seat']:checked").val();

            //kintone登録用のJSONデータ作成
            var kintoneData = {};
            kintoneData.app = kintone.app.getId();
            var record = {};
            record.name = {value: name};
            record.tel = {value: tel};
            record.number = {value: number};
            record.seat = {value: seat};
            kintoneData.record = record;

            //kintoneへデータを登録
            kintone.api('/k/v1/record', 'POST', kintoneData, function(resp) {
                alert("受け付けが完了しました。n呼び出しまでお待ち下さい。");
                location.reload();
            },function(resp) {
                alert("登録に失敗しました。n" + resp.message);
            });

        });

    });

})();

発信処理を作成

ここからは、Twilioでの発信処理を作成していきます。

初期設定でTwilioの設定を入力

    // Twilio認証パラメーター(Twilioダッシュボードで確認可能)
    var ACCOUNT_SID = '{account_sid}';
    var AUTH_TOKEN  = '{auth_token}';
    // 呼び出し用の発信元番号。050が使用可能
    var FROM_DIAL = '{from_dial}';
    // SMS送信用の発信元番号。050が使えないので、USの番号を使用する事
    var FROM_SMS    = '{from_sms}';

ボタンの作成

        // 呼び出しボタンを表示
        var DialButton = document.createElement('button');
            DialButton.id = 'dial_button';
            DialButton.innerHTML = '呼び出し';
        DialButton.onclick = function () {
            dial(event);
            }
        kintone.app.record.getHeaderMenuSpaceElement().appendChild(DialButton);
        // 呼び出しボタンを表示
        var SendSMSButton = document.createElement('button');
            SendSMSButton.id = 'send_sms_button';
            SendSMSButton.innerHTML = 'SMS送信';
        SendSMSButton.onclick = function () {
            sendSMS(event);
            }
        kintone.app.record.getHeaderMenuSpaceElement().appendChild(SendSMSButton);

SMS送信処理

この処理では、特に変わったことはなく、普通にメッセージなどを作成してPOSTします。

        // SMS送信処理
        function sendSMS(event) {
            // レコードから名前と電話番号を取得
            var rec = kintone.app.record.get();
            var name = rec.record.name.value;
            var to = rec.record.tel.value;

            // Twilio APIのURL
            var url = "https://" + ACCOUNT_SID + ":" + AUTH_TOKEN +
                    "@api.twilio.com/2010-04-01/Accounts/" + ACCOUNT_SID + "/Messages";

            // HTTPヘッダー
            var headers = {'Content-Type': 'application/x-www-form-urlencoded'};

            // SMS送信先の電話番号。入力されたパターンに応じてプレフィックスをつける。
            if ((" " + to).indexOf(" 0") !== -1) {
                to = (" " + to).replace(/ 0/g, "+81");
            } else if ((" " + to).indexOf(" +") === -1){
                to = "+" + to;
            }

            // 送信データ
            var data = 'From=' + encodeURIComponent(FROM_SMS) +
                        '&To=' + encodeURIComponent(to) +
                        '&Body=' + name + "様n間もなく順番です。";

            kintone.proxy(url, 'POST', headers, data, function (body, status, headers) {
                if (status === 201) {
                    alert(name + '様へのSMSの送信が完了しました。');
                } else {
                    alert(name + '様へのSMSの送信に失敗しました。¥n' + status + '¥n' + body);
                }
            });
        }

呼び出し処理

呼び出し処理では TwiMLのURLを指定する必要があるので、SMSのように文章を自由に変えるのが面倒です。そこで、Twimletsを使用してTwiMLのURLを作成します。

        // 呼び出し処理
        function dial(event) {

            // レコードから名前と電話番号を取得
            var rec = kintone.app.record.get();
            var name = rec.record.name.value;
            var tel_to = rec.record.tel.value;

            // Twilio APIのURL
            var url = "https://" + ACCOUNT_SID + ":" + AUTH_TOKEN +
                    "@api.twilio.com/2010-04-01/Accounts/" + ACCOUNT_SID + "/Calls.json";
            // HTTPヘッダー
            var headers = {'Content-Type': 'application/x-www-form-urlencoded'};

            // 発信先の電話番号。入力されたパターンに応じてプレフィックスをつける。
            if ((" " + tel_to).indexOf(" 0") !== -1) {
                tel_to = (" " + tel_to).replace(/ 0/g, "+81");
            } else if ((" " + tel_to).indexOf(" +") === -1){
                tel_to = "+" + tel_to;
            }

            // TwiMLを生成
            var twiMl = '<Response><Say voice="woman" language="ja-jp">' +
                    name + '様。予約の順番が来ました。カウンターまでお越しください。</Say></Response>';
            // Twimletsを利用して、TwiMLのURLを生成
            var twiMlUrl = 'http://twimlets.com/echo?Twiml='+encodeURIComponent(twiMl);

            // 送信データ
            var data = 'From='+encodeURIComponent(FROM_DIAL) +
                        '&To='+encodeURIComponent(tel_to) +
                        '&Url='+encodeURIComponent(twiMlUrl);

            kintone.proxy(url, 'POST', headers, data, function (body, status, headers) {
                if (status === 201) {
                    alert(name + '様への呼び出しが完了しました。');
                } else {
                    alert(name + '様への呼び出しが失敗しました。¥n' + status + '¥n' + body);
                }
            });
        }

いま、ソースを見てたら、E.164処理(頭に+81を付ける処理)がダブってますね。しかも、元のコピーライト残ってるしw
まぁ、いいか。

という事で、これらのソースをまとめたものはこちらで公開しております。
改造するさいのデバッグで電話をかけまくるとお金がかかるので、Twilioに慣れる前はトライアルアカウントのままにしておくのをお勧めします。実際に運用するさいはアップグレードが必要ですが、開発用にはトライアルアカウントを使うようにしましょう。

参考サイト

kintoneマッシュアップのための豆知識(curlコマンドとkintone.proxy()の対応)
Twilio × kintone ハンズオン用サンプルプログラム

kintoneで胴元になろう

これは、kintone Advent Calendar 2015の19日目です。怒られたら差し替えます。(差し替え予定の真面目なのはこっち

年末ジャンボは買いましたか? 当選したら人生変わりそうですよね。
まぁ、当選しても大体失敗する方に転がる可能性が高いとか言われているので、私は買ってません。いえ、決して、お金がないから負け惜しみ言ってるわけじゃないですよ。ええ(涙
まぁ、お金がないのは間違いないんですが、昔、無駄に買って懲りた事あるのでー。

でも、買う方がダメでも、もしかしたら胴元になればいけるかも? でも、胴元になるパターンってどんなのがあるんだろう。よし、考えてみよう!

ノミ屋?

公営競技のアレを元に、独自にあれこれしてってパターンなので、こうかな?
ノミ屋_-_1_-_レコードの詳細

これなら、当選パターンに合わせての配当金試算も出来て、倍率が高いパターンへの警告も可能かな。しかも、確定後は当選者に通知もボタンひとつで出来るってのも可能かなぁ。
でも、倍率の管理とかもあるだろうし、項目足りないかも。

ちなみに、Twilioプラグインは複数番号とかテーブルには対応していないので、そのままでは使えません。kintone Café大阪のLTでデモをした自作の抽選アプリでは一斉発信に対応してるので、何かの機会があればー。

富くじ?

発行枚数があって、実際の販売数がある、と。んでもって当選番号があるくらいかな。
富くじ_旧

いやまてよ、普通は1等から3等とか分かれてるからこうかな?
富くじ_-_1_-_レコードの詳細

当選番号は手動で決めても問題なさそうなので、番号を決める管理者と当選者を確認する担当者でフィールドのアクセス権限を設定すればいけそうかな。
当選者の顔写真とかを添付して確認とかでもいいかな?

 

とまぁ考えても、当然ですが法的な問題で胴元にはなれませんよねー。

・・・現金じゃなきゃ良いのか?

ロンダリー

ギフト券のコードで申し込みして、当選もギフト券コードで返却。
amazon_-_1_-_レコードの詳細

ちなみに、ギフト券でギフト券は買えないので、その辺の変換作業は地味に必要です。

なお、この場合に必要な関連技術で、ギフト券コードをアカウントに自動で登録するだとか、任意の額のギフト券コードを取得するとかが必要ですね。
そういえば、さくらのサーバーにこんなPHPのソースがw 何年前だこれ(爆 謎の基礎研究を結構やってたからなー(遠い目

automail_php_-__Users_okiyasu256_Dropbox_php_sorce_usdvd_amaauto

 

という風にkintoneを使うと、考えた形そのままでアプリが作れて実際に動作可能という、夢のような環境を手にすることができます。
しかも、各種サービスと連携させると自動化などもサクサク構築可能なので、プロトタイプのデモがあっという間に量産できますね!

 

そういえば、特定商品を検索するツール作って、ギフト券で商品を買いまくれば現金化の自動化が簡・・。

・・・おや誰か来たようだ。続きはまた今度。

Twilio – API Gateway – Lambda – kintone と繋いで、応答メッセージを楽に変えてみよう

これは、Twilio Advent Calendar 2015の12月17日の記事です。

さいしょに

この記事は、

kintone Advent Calendar 2015の2日目の、
kintone APIを使ってスペースを有効活用する(サーバーレスで)

と、

Twilio Advent Calendar 2015の9日目の、
Twilioサーバーレス化作業記録 – RequestURLもサーバーレス化

に刺激されて作りました。ソースとかはコピペ満載なので、ふいんき(何故か変換できない)をお楽しみ下さい。

リカちゃん電話運用サービスを作る

基本的な流れ。

1 決まった番号に電話する
2 応答メッセージが流れる

  • メッセージは管理画面から差し替え
  • MP3と合成音声のどちらでも可
  • 特別な場合に備えて、生TwiMLも可にした

kintone側の準備

1 アプリの作成フォーム

受付番号には、Twilioの番号を入力します。これで識別するので+付きの番号になります。理論上は何番号でも運用可能!

応答パターンを切り替えることで、何で返すかを選ぶことができます。その他はテキストでオッケー。MP3の場所もURLをテキスト入力です。MP3の置き場として今回はS3を用意しましたが、転送費用とかが気になる場合は別サーバーをお勧めします。

API Gateway & Lambdaの準備

Twilioサーバーレス化作業記録 – RequestURLもサーバーレス化 で紹介されている方法でお願いします。まずはLambdaのサンプルメッセージが返ってくるのを試してください。

Lambdaで、ソース修正

kintone APIを使ってスペースを有効活用する(サーバーレスで) で紹介されているソースを参考に、アプリIDやドメインを自分の環境の数値にしてください。Twilio-telservice_-_NetBeans_IDE_8_0_2

次に、アプリ内のフィールド情報を指定していきます。Twilio-telservice_-_NetBeans_IDE_8_0_2 2
body_getsalesamountの方だけ修正してください。ポイントは、Twilioの番号で検索する事と、必要なフィールドの指定を間違えない事です。

kintone側に番号が登録されてない場合の別メッセージを変更できるように、ダミーで111という番号を使うようになっています。この辺は、申し込みサイトへの誘導とか色々とできそうですね。

最後にレコードの内容からTwiMLを作成します。Twilio-telservice_-_NetBeans_IDE_8_0_2 3

以上で、作業は終わりです。

 

kintone側にこんな感じで入力しておくと、対応したメッセージを返します。通常は音声案内で、時間限定イベントで秘密のメッセージ流してとかができますね。テレフォンサービス_-_レコードの一覧

 

という感じですが、他に色々と繋ぐと楽しめそうなので、次はAmazonギフト券と繋いでみます(ぉ

kintone Advent Calendar 2015 番外編 -アドベンチャーゲームを作ろうー

kintone Advent Calendar 2015の3日目でプロセス管理が登場したので、前に考えていたネタを作ってみた。

アドベンチャーゲームを作ろう

プロセス管理だけで、ミステリーハウスみたいなのが出来て、リソース管理もkintoneで完結するんじゃないかという話をしたのは、2015/11/20 kintone Café大阪のLT大会でした。
まぁ、色々触っているうちに何となく思いついただけだったので、その時は掘り下げてなかったのですが、他の人がやったとなると負けてはいられません。

とは言え、いわゆる「周回遅れながらも追いかけよう案件」ですねぇ。

ステージ構成

 

ザックリ書くとこんな感じ。
キャプチャ

東西南北に部屋移動。外に出るには鍵が要る。という流れ。これをkintoneで実現するためにこんな構成にしました。

  • 各部屋の説明と背景画像のステージアプリを作成
  • ゲームアプリを作成しプロセス管理を設定
  • アイテム情報はゲームアプリ内に保存
  • ゲームアプリからステージアプリの内容を参照

実際の画面

注:各画像はネットで適当に拾ってきたものなので、問題があれば削除します。

レコード追加でゲームスタート。
02

部屋移動してみる
03

04

 

書庫に移動
05

 

鍵を取る
06

 

外に出る選択肢が出現
07

 

クリア
08

 

という事で、アイテム管理のためにJSカスタマイズ10行程度必要でしたが、それっぽいのが出来ました。

  • レコード内の値によってプロセスの選択肢を変更したり出来る
  • プロセス処理内で、選択肢の変更に使っているフィールドを変更することは出来ない
  • 実際にゲームにするとなると、プロセス管理が膨大な量になるので無理かなー(おぃ

くらいが気づいたところですね。

プロセス管理はこんな感じ。

09

という事で、番外編の kintoneを想定外の使い方で楽しもうぜ! でしたー。

kintone用Twilioプラグイン作りました

主な使用方法

アプリ内に電話番号とメッセージを用意。プラグインをインストールすると電話をかけてメッセージを伝えます。ちなみに、電話じゃなくてSMSでも可。
念のために付け加えると、通話をするんじゃなくてメッセージを伝えるプラグインです。

プラグイン設定手順

STEP 1:プラグインの読み込み

Twilioプラグイン(Twilio_kintone_plugin)をダウンロードしてください。そのファイルを「kintoneシステム管理 > プラグイン」より読み込みます。詳細な手順についてはこちらをご参照ください。※kintoneのシステム管理権限が必要です。
*最新バージョンは 2 です。(2015/11/2 現在)

STEP 2:アプリの用意

Twilioプラグインを適用するアプリを用意します。アプリには、以下のフィールドを用意してください。

電話番号のフィールド(文字列1行フィールド)
メッセージのフィールド(文字列1行フィールド)

STEP 3:Twilioアカウントの用意

Twilioアカウントを取得して、

  • 電話番号
  • AccountSID
  • AuthToken

を用意してください。

Twilioアカウントの取得方法はこちらから。(岩崎さん、お借りしますー(^^;)

STEP 4:プラグインの設定

アプリの設定画面から、プラグインを選択します。
アプリの設定

Twilioプラグインの設定画面に移動します。
プラグイン

必要事項を入力します。
プラグインの設定発信元番号は、通話とSMSで分けて入力できますが、同じ番号でも問題ありません。というか、トライアルの場合は、最初に取得する番号をUSの番号にしておくと両方無料で試せます。その辺に注意したアカウント取得手順はこちら(工事中)。

試してみましょう

データを入力してみます。
電話番号:ご自身の電話番号を入れてみましょう
メッセージ:こんにちは、Twilio-kintoneプラグインです。
講師マスター_-_3_-_レコードの詳細

通話ボタンを押す
講師マスター_-_3_-_レコードの詳細_通話

SMSボタンを押す
講師マスター_-_3_-_レコードの詳細_と_プラグイン

以上です。お試しください。

変更記録

Ver.2:

  • 初期設定画面で、入力値チェックに引っかかった場合はエラー表示するように変更。
  • 電話番号に空白が含まれていた場合は自動除去。
  • プラグイン一覧画面でのホームページ移動先をこのブログのkintoneカテゴリに変更

Ver.1:

  • 公開

kintone Café 愛媛 Vol.1開催しました

はじめに

kintone Café 愛媛支部が立ち上がりました。
愛媛のkintoneに関する話題には積極的に参加していきますよー。

という事で、まずはkintone Café 愛媛 Vol.1開催しました!

時間と場所はこんな感じです。
日時:2015年9月26日(土)13:30〜17:30(受付開始 13:00)
場所:サイボウズ株式会社 松山オフィス

次第

内容はこんな感じで、多くの方に事例紹介などをしていただきました。

時間 内容 スピーカー
13:30 〜 13:45 (15分) kintone Café紹介   沖さん(株式会社松山電子計算センター)
13:50 〜 14:05 (15分) デモで解説!15分でkintoneまるわかり   渋谷さん(サイボウズ株式会社)
14:10 〜 14:30 (20分) プラグイン活用と最新kintoneトピック   西尾さん(サイボウズ株式会社)
14:35 〜 14:45 (10分) LT : kintoneだからできるSI開発   四宮さん(株式会社ジョイゾー)
14:50 〜 15:20 (30分) kintoneによるSFA的活用事例   片山様(ケーオー商事株式会社)
15:20 〜 15:35 (15分) 休憩  
15:35 〜 16:35 (60分) ハンズオン    沖さん(株式会社松山電子計算センター)
16:35 〜 16:50 (15分) 休憩  
16:50 〜 16:55 (05分) LT : kintoneのコンセプトと実績/事例 伊佐さん(サイボウズ株式会社)
17:00 〜 17:05 (05分) LT : kintone活用を促進する導入トレーニング 渋谷さん(ICTコミュニケーションズ株式会社)
17:05 〜 17:25 (20分) 次回予告!   沖さん(株式会社松山電子計算センター)

感想

kintoneで何が出来るかなどの事例紹介はかなり盛りだくさんでしたね。

特にSFA的活用事例は、現場が作成!しているという事で、
「こんな風にして情報共有を」
『おぉー』
「で、こんな機能を使って便利に」
『おおぉーーー』
という感じでした。参加者の姿勢も前のめりになってましたよ。

ハンズオンは「マイナンバー管理をkintoneで対策!」というテーマでおこないました。
なんと時間内に皆さん作成完了という優秀な状況でした。実は、周りのkintoneマスターの方々がサポートしていただいたおかげです(^^;
数人に1人の割合でサポートしていただけたのでスムーズでした。ハンズオンはこれくらいの比率でサポート要員必要ですね。

懇親会

懇親会は席を予約していたが料理を予約していないというオチが(爆
その場でコースを決めて食べ始めたんですが、結果料理が多すぎて最後は追加料理をストップするという事態に!
いやー、恐るべき「串ゆう
と、ちょっと宣伝。

最後に

でまぁ、ほぼ写真がないのは「撮ってないから」でして(汗

しかも、午前中は子供の運動会に参加しているというエクストリームっぷり(笑
2015-09-26 07.06.14
尚且つ、ハンズオン用に作成したスライドは最初に設定した時間では足りないという話になり、その場で次第を変更するというkintoneらしいオチが裏では走っておりましたとさ。

次回もお楽しみにー